抄録
本研究は、70年以上の歴史がある「新潟県産コシヒカリ」、近年めざましい成長を続ける「北海道産ゆめぴりか」と「山形県産つや姫」の3品種を事例に、それぞれのブランドの価値としての地域の重要性を示すものである。本研究では、各ブランド米の供給主体、消費主体、BIT(Brand Incubation Third-party)へのインタビューにより抽出したブランド価値に関する言葉と、インタビューの内容を用いて研究を展開した。本研究の結果、各ブランド米におけるブランド価値のうち地域に関する価値は高い割合で抽出され、ブランド価値において重要な要素であることを示した。