抄録
本稿では群馬県産の梅の認知拡大のため、群馬県のカリカリ梅のブランディングを実施した事例を紹介する。消費者調査及び事業者ヒアリングを実施し、カリカリ梅が消費者から求められる状況を分析したところ、「リフレッシュ」したいときに適することが明らかになった。さらに、どのように消費者に対してカリカリ梅を用いたリフレッシュを的確に訴求することができるのかについて調査研究を進め、受験生やビジネスマンなどプレッシャーがかかる人達に対する「リフレッシュ」と位置付けた。よって受験生向けについては、カリカリ梅と受験生のイメージを無理なく結びつけるために、カリカリ梅に合格祈願や縁起物といったストーリー性を持たせたプロモーションを試験的に実施し、カリカリ梅の新たな需要の可能性を見出した。