資生堂薬剤開発研究所
1995 年 105 巻 11 号 p. 1427-
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紫外線感受性の性差を求めるため,紫外線曝露をほとんど受けていないと考えられる上腕内側を測定部位とし,主としてUVBを放射する蛍光灯と主としてUVAを放射する蛍光灯を各々2本組み合わせ光源とし,最少紅斑量(MED)の測定を行った.その結果皮膚色に性差は認められなかったが,MEDは有意に男性の方が低かった.これが紫外線の慢性的な傷害である日光角化症や有棘細胞癌の男性での発症率の高さの一因と考えた.
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