京都大学
2008 年 118 巻 10 号 p. 1925-1930
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ヒスタミンの痒みを伝達する神経が痛み伝達神経と異なる特徴を持つことが明らかになって痒み研究は大きく前進したが,最近は新たな痒みの神経経路の存在も示唆されるようになり,痒みと痛みの独立性に関する議論が再燃している.痒み過敏は臨床の痒みを理解する上で外せない要素であり,治療法の選択への影響も大きい.肝腎疾患に伴う痒みとオピオイドの関連に関する知見は,中枢性痒み抑制薬の開発につながりつつある.
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