日本皮膚科学会雑誌
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皮膚科セミナリウム 第74回 性感染症
HPV感染症
江川 清文
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2011 年 121 巻 7 号 p. 1401-1407

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抄録
ヒトパピローマウイルス(HPV)により伝播する性感染症としては古くから尖圭コンジローマが知られて来たが,子宮頸癌からHPV16/18が発見されたのを契機に,ボーエン様丘疹症や外陰部や手指のボーエン病にも同様のHPVが検出されることが分かり,これらは性行為あるいはその類似行為により伝播されるHPV感染症と考えられるようになった.一方で,HPVに不顕性感染が多いこともわかり,無症候性キャリアーの問題が浮かび上がって来た.本稿では,原因のHPVと肛門・性器に発症することの多いHPV関連疾患について概説した.
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© 2011 日本皮膚科学会
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