日本皮膚科学会雑誌
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新・皮膚科セミナリウム 見逃してはならない皮膚感染症(1)
1.ハンセン病
四津 里英
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2014 年 124 巻 1 号 p. 5-12

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抄録
ハンセン病は,抗酸菌の一種であるらい菌(Mycobacterium leprae)による主に皮膚と末梢神経が侵される慢性感染症である.病態には,宿主(ヒト)のらい菌特異的な免疫応答も関与し,多種多様な臨床像を呈する.日本では年間新規発症は数名にまで減少したが,世界的にはまだ年間20~25万人の新規発症がみられる.今後のさらなる国際化を踏まえ,国内における海外からの輸入例が危惧される.本稿では,ハンセン病の病態生理,臨床症状,検査,治療と共に,本疾患の社会的側面について概説する.
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© 2014 日本皮膚科学会
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