名古屋大学
2018 年 128 巻 11 号 p. 2243-2253
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
皮膚がんが,好発する部位は,手術を行い易い体幹よりも,むしろ整容的,機能的に問題となる部位に発現することが多い.乳房外Paget病であれば,外陰部に好発し,悪性黒色腫であれば四肢末端,基底細胞癌や有棘細胞癌であれば顔面といった部位である.皮膚がんを確実に切除した後に,患者のADLをなるべく損なわないように治療することや,常に新しい治療を取り入れていくことも,術者として考慮すべき重要なことである.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら