久留米大学
2019 年 129 巻 13 号 p. 2741-2747
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天疱瘡ではデスモグレインに代表される抗原に対して自己抗体が生じることで結果的に水疱形成を生じるが,その過程には様々な機序があることが近年の研究で明らかにされつつある.本稿では解明されたそれらの機序について説明し,また,それを標的として開発されている治療法について紹介する.ここで紹介する治療法のいくつかは,いずれ臨床の現場で使用可能となることが期待され,天疱瘡治療の“New Era”の到来が待たれる.
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