広島大学病院
2019 年 129 巻 4 号 p. 519-524
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乳児血管腫は血管内皮細胞由来の良性腫瘍で,血管内皮細胞の腫瘍性増殖とアポトーシスによる消褪を特徴とする.プロプラノロールは乳児血管腫に極めて有用かつ副作用も少ないため,機能障害や生命の危険が懸念される症例,巨大な場合や潰瘍を伴う症例では積極的に使用されている.現在はシロップ製剤として広く使用され始めているが,正しい診断,プロプラノロールの適応症例や投与期間などが今後の課題といえよう.
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