池袋西口ふくろう皮膚科クリニック
2021 年 131 巻 1 号 p. 29-33
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多汗症診療における治療選択肢は現在のところ限られている.その中で,患者の生活の質を向上させるため限られた武器(=治療選択肢)の使用方法に精通し,複数を組みあわせることにより,より有効な使用方法を伝えることができるような診療が望まれている.本稿では多汗症における各種治療の特徴と,発汗部位に応じた治療方法の確認,さらに近年新しい外用薬や,医療機器といった治療選択肢が登場したことについて解説する.