日本皮膚科学会雑誌
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新・皮膚科セミナリウム ウイルス感染症のガイドラインupdate
2.慢性活動性EBウイルス病とその類縁疾患の診療ガイドライン
山本 剛伸
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2026 年 136 巻 3 号 p. 227-234

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抄録

EBウイルス関連皮膚疾患(特異疹)として,種痘様水疱症リンパ増殖異常症(HV-LPD),重症蚊刺アレルギー(SMBA)などがある.HV-LPDは光線過敏症の一種で,古典型種痘様水疱症(cHV)と全身型種痘様水疱症(sHV)から成る.SMBAは蚊刺部の水疱・潰瘍形成と発熱などの全身症状を認める.cHVは予後良好だが,sHVとSMBAは慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)の診断基準を満たすことが多く予後不良である.HV-LPD・SMBAの診断基準に,皮疹部EBウイルスの証明がある.

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