2026 年 136 巻 8 号 p. 1463-1468
白人の紅斑毛細血管拡張型酒皶患者の紅斑評価尺度CEAおよび写真ガイドを参照して,本邦の同症患者48名の紅斑重症度を恒温恒湿室または一般室環境下にて2名の皮膚科専門医が独立して評価した.その結果,評価環境間および医師間の評価は同等であり,本邦の酒皶患者を一般的な診察室の環境下でCEAを参照して紅斑重症度を評価しうることが示された.しかし白人のCEAおよび写真ガイドを用いた場合,最重症にあたる本邦例はみられず,重症例も少数であったことから,正確な評価のためにはCEAの定義のより適切な和訳ならびに本邦患者で構成された写真ガイドが必要と考えた.