東北大学医学部皮膚科教室
1959 年 69 巻 5 号 p. 502-
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
最近生体内に於ける電解質が内分泌,及び輸液等の問題に関して大きな意義をもつて注目される様になり,同時に下垂体副腎系特に副腎皮質との関係に就ては諸種の報告がなされている.一方皮膚疾患に於ても嚢に牧野,山本,堀,桧垣,Babnik等が皮膚疾患患者に於ける電解質に注目し検索しているが,余は血清内に於けるNatrium,Kalium (以下これをNa,K.と略記する)の変動について,特にK塩負荷に依るNa,Kの変動を観察し若干の知見を得たので報告する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら