東京逓信病院皮膚科
1979 年 89 巻 1 号 p. 29-
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深部体温計を用いて女子顔面黒皮症患者の顔面深部温を肝斑患者および健常女子のそれと比較した.健常女子,肝斑患者では前額より頬部で深部温が高いが,女子顔面黒皮症患者では頬部が前額部のそれより低くかった.さらに,頬部を5°C1 分間冷却後,その部位の深部温の変化を観測したところ,健常女子,肝斑患者では10分以内に前値に復したが,女子顔面黒皮症患者では回復が著しく悪かった.
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