抄録
情報リテラシーの基礎的理解は、DX 推進や社会でのデジタル活用に欠かせない要素である。専門用語の難解さや学習意欲の維持が課題となっている。本研究では、学習者特性(BIG5)とゲーミフィケーション要素の関係性を踏まえ、反復型単語学習を軸とした試作教材による試行的実践を行った。小規模なアンケート結果から、短いチャレンジと即時フィードバックを繰り返す形式が学習しやすさと初期理解の促進に寄与する可能性が示唆された。一方で、反復学習の単調性や実践的スキル習得への接続や連携といった課題も明らかとなった。これらを踏まえ、学習者特性に応じた最適化やゲーム的要素の強化を通じて、情報リテラシーにおける持続的・発展的な学習支援の在り方を検討する。