抄録
近年、各自治体では空き家の撤去・改修・再生、家財道具の処分、相続登記等に関する補助金制度を充実させ、空き家の状況改善を試みている。しかしそれらの制度はいまだ多くの市民に周知されておらず、ウェブサイトや窓口でその条件や内容を十分に理解することも難しい。そこで本研究では、補助金制度を楽しみながら容易に理解してもらうためのエレメカ式のクイズゲームを開発した。エレメカは3D モデルをもとに3D プリンターやレーザーカッターを用いて立体化し、そこに各種電子部品を組み込んで製作した。ゲームは空き家に物があふれたままになった背景の説明とクイズまでの導入を行うストーリーパートと、空き家の補助金制度をテーマにした5 問のクイズが出題されるクイズパートの二部構成とした。