2012 年 22 巻 p. 1-6
地元進学の傾向が高まっている昨今において, 他府県から本学への志願を誘うアドミッションの教職員にとって対高校への訴求 (高校訪問, 出前講義, 説明会参加等) は欠かせない広報手段であろう。本論では入学者の半数近くが地元出身である国立のI大学と, 3割に満たないY大学の広報戦略面について比較検討を行った。東北地方にある地方国立大学と共通項は多いが, 地元進学率の違いによって手法は大きな違いが見られた。両県の進学事情や地域性を概観し, その上で地元入学率の違いと大学広報活動の関係について考察した。