2018 年 28 巻 p. 33-39
現行の高校調査書に関して,実際に提出された約6千枚を超える調査書を抽出し,その記載内容を検討した。特に「実用英語技能検定準2級」に焦点をあてたところ,記載欄の不統一,資格名称の表記の揺れ,取得年月日の記載の有無などが散見された。これらは記載ルールが十分に整備されていない,あるいはルールの徹底がなされていないことが要因と考えられ,今後,大学入学者選抜において調査書を活用する際の障壁になると考えられる。どのような形が,作成側の高校にとって,活用する側の大学にとって理想的であるのか考察した。