東京都立大学が行う高大連携活動が高校生に与える影響を評価する尺度の開発を行った。高大連携活動が,高校生の学習意欲・自尊感情・進路意識・学習習慣・好奇心・主体的な態度のそれぞれを向上させ得るとの仮説のもとで質問紙を作成した。その回答をもとに因子分析を行ったところ,プレ調査では4因子しか得られなかった。引き続いて行った本調査では質問項目を変更することで,高校生に与える影響を6つの因子,「学習方略の積極的な使用」,「好奇心・探究心」,「進路意識」,「教師との関係」,「自尊感情」,「報酬への期待」で表現できることがわかった。今後,本尺度を用いて,高大連携活動が高校生に与える影響の評価を目指す。