湯木どうぶつ病院
2008 年 17 巻 1 号 p. 15-17
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避妊・去勢手術前検査や健康診断で血清肝酵素活性の上昇を認めた8例の若齢猫に内科的な治療を一定期間行ったが,血清肝酵素活性の低下がみられなかったため肝生検を行った。病理組織学的に,化膿性胆管肝炎が4例,リンパ球性胆管肝炎が1例,肝細胞の水腫性変性が3例であった。したがって若齢猫で持続的な血清肝酵素活性の上昇がある場合,これら肝疾患が存在する高い可能性が示唆された。
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