A diterpene, sandaracopimarinol, produced by Japanese cedar and found from the deep seawater pumped up from the Suruga Bay

Hajime ISHIKAWA; Yuki MATSUURA; Rumi YUNOKIHARA; Ryosuke MOCHIZUKI; Aditya KULKARNI; Yoshimi SUZUKI; Hideo ETOH

doi:10.11174/dowas2000.6.1_47

駿河湾の深層水に含まれている杉由来成分のジテルペンの一種, サンダラコピマリノールについて

Hajime ISHIKAWA, Yuki MATSUURA, Rumi YUNOKIHARA, Ryosuke MOCHIZUKI, Aditya KULKARNI, Yoshimi SUZUKI, Hideo ETOH

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キーワード: 海洋深層水, サンダラコピマリノール, β-シトステロール, 駿河湾, ジテルペン

ジャーナルフリー

2005 年 6 巻 1 号 p. 47-50

DOI https://doi.org/10.11174/dowas2000.6.1_47

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抄録

駿河湾海洋深層水中からジテルペンの一種であるsandaracopimarinolおよびβ-sitosterolを単離同定した. Sandaracopimarinolは, 東日本の多くの森に大規模に植林されている杉から単離された化合物で, 今回, 駿河湾から取水されている焼津の海洋深層水から初めて検出された. この物質は, 山から川を通して海水まで流れていったものと考えられる.

責任著者(Corresponding author)

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