生物環境調節
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サツマイモ (Ipomoea batatas (L.) Lam.) 塊根の肥大および品質に及ぼす生育後期の地温処理の影響
加納 恭卓, 鄭 家明
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2000 年 38 巻 3 号 p. 113-120

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抄録
サツマイモ塊根の肥大と品質に及ぼす生育後期の地温の影響について調査した.高地温処理区および低地温処理区の地温は, それぞれ20℃と36℃, 13℃と31℃との間にあった.茎葉重は低地温処理区で小さくなった.株あたりの塊根の数は高地温処理区で最も大きく, 低地温処理区で最も小さくなったが, 平均根重はこの逆になった.塊根の直径はほとんど同じであったが, 長さは高地温区で最も短くなった.乾物重, デンプン, 全糖含量は低地温区で最も高く, 高地温区で最も低くなった.塊根の皮の色 (皮色) は, 低地温区では鮮やかな紅色であったが, 高地温区ではほとんど白色であった.これらの結果から, 生育後期の地温を低下させると塊根中のデンプン, 全糖含量が高くなり, 塊根の皮色が鮮やかな紅色になることが明らかとなった.
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