2021 年 40 巻 40 号 p. 97-100
筆者は『COREECON』第8章を活用したオンライン(課題提示型)講義を実践した。講義の際に教員は学生に一定の課題を課し,学生はその課題についてレポート提出する内容である。教員-学生間の双方向コミュニケーションを図ることが難しく考えられる課題提示型のオンライン講義において,語学・経済学知識の両面の向上を促せるような講義に取り組んだ。その講義方法について記述すると同時に,学生へのアンケート調査結果からより効率的に経済学知識を定着させる手法が考察されたので併せて執筆する。