抄録
東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパス(以下,本校とする)において,3年次必修科目『公民Ⅱ』や選択科目『経済学』等を担当し,高等学校公民科教育の内容を一部分導入してきたが,2022年度から高等学校学習指導要領が年次進行で実施され,高等学校家庭科では資産形成に関する金融教育の拡充,公民科では『公共』等において革新的な金融サービスの事例などが追加された(参考文献[1])。本校には家庭科が設置されていないため,何らかの対応を検討する必要が生じている。2023年度に学会発表した消費者教育に加えて,資産形成に関する学習単元の設置を目的として,これまでの金融教育の内容を再検討した。