抄録
本研究は,特別支援学校(知的障がい)中学部の生徒向けの金融消費者教育に関わる学習プログラムを開発するために,先行研究として安岡,吉田,小金井らの実践,現行の学習指導要領の記述内容及び全国の特別支援学校(全国で100校抽出 有効回答数37校)へのアンケート結果を分析した。アンケート結果では約95%の学校(教員)が,特別に支援が必要な生徒には金融消費者教育が必要であり,回答者の半数以上が基礎的基本的な経済概念である「希少性」について教えることが重要であると回答していた。そこで,最初に「希少性」に関する内容としたプログラムを開発した。