滋賀県立大学 環境科学部 環境政策・ 計画学科 准教授 [日本]
2023 年 52 巻 1 号 p. 19-23
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環境NPO が展開している自治体レベルでの市民参加型の気候変動政策の促進・支援に関する取り組みに注目し,具体的事例を紹介したうえで,その中でNPO が担っている役割や課題・展望などについて論じた。NPO は,参加型政策において主体間の橋渡し・潤滑油,ネットワーク化,専門的知見の提供・通訳などの役割を担っている。現在の日本では,地域・自治体側のニーズに対して参加型政策の推進を支援できる存在がNPO も含めて不足している状況にある。今後,地域ぐるみで支援体制の整備に取り組むことが強く求められる。
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