環境情報科学
Online ISSN : 2435-4295
Print ISSN : 0389-6633
特集:地域主導の脱炭素計画づくりの先行事例とその実現のプロセス
コミュニティファンドの役割とその可能性
山口 美知子
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2023 年 52 巻 3 号 p. 52-57

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抄録
東近江三方よし基金は,その基本財産が市民の寄付によって調達されたいわゆるコミュニティ財団である。その役割は,①外貨を獲得する,②流出する資金を減らす,③地域内の資金を循環する,という 3 つに要約される。寄付や休眠預金を財源とした助成活動,信用金庫と連携した制度融資,行政課題と社会的投資を組み合わせた東近江市版 SIB等の仕組みを運用している。コロナ禍,地域のさまざまな困りごとを解決する取り組みを支援した。お金は想いを届ける便利な道具であり,その想いは人から人へとつながり,結果として互いを尊重し合う自治につながる。
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© 2023 一般社団法人環境情報科学センター
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