環境情報科学
Online ISSN : 2435-4295
Print ISSN : 0389-6633
特集:カーボンニュートラル社会実現の鍵「蓄電技術」
日本における蓄電池の普及戦略,研究開発,制度設計
小澤 暁人
著者情報
ジャーナル フリー

2024 年 53 巻 2 号 p. 4-8

詳細
抄録
乗用車等のモビリティの電動化において,蓄電池は最重要技術の一つである。また,2050 年に向けて再生可能エネルギーの主力電源化を実現するためにも,蓄電池を電力の需給調整に活用することが不可欠である。さらに,蓄電池は各種 IT 機器に内蔵されるだけでなく,5G 通信基地局やデーターセンター等の重要施設のバックアップ電源としても用いられており,デジタル社会の基盤を支えるインフラとしての側面も持つ。以上の理由から,蓄電池産業は日本経済のアキレス腱であり,国家戦略において重要産業の一つと位置付けられている。本稿では,日本における蓄電池の普及目標と戦略,および研究開発・制度設計の方向性について論じる。
著者関連情報
© 2024 一般社団法人環境情報科学センター
前の記事 次の記事
feedback
Top