栄養学雑誌
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カロチンの吸収に関する生化学的研究
ラツテのビタミンA及びカロチンの利用 (第1報)
松室 秀夫北川 三郎伊藤 啓二林 令子
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1957 年 15 巻 1 号 p. 13-15

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抄録

1) 成長曲線, 体重増加率より見ると肝油投与群がやや良好である。体重増加率 (実験2回の平均) は, 肝油投与群 1.81, Aアルコール投与群1.56, カロチン投与群0.95であつた。
2) 肝臓中のビタミンA含量は, 体重増加率と同様の傾向を示し, 大差を認めなかつたが肝油群がやや優れ, アルコール群これに次ぎカロチン群はやや劣つた。

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