抄録
メモリーバックアップ用電源として使用されている電気二重層素子が随所に使われるようになってきた。本研究は、電気二重層素子を基板上もしくは基板内部に実装することを意図して、シート状に作製することを試みた。 本実験ではシート製作においてバインダーにポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を用いて大きさは20×20[mm]の試料を作製した。分極性電極に導電材の活性炭、集電材のアセチレンブラックを用いて組成比は、活性炭:アセチレンブラック:PTFE=7:1:2とした。作製した分極性電極を集電極であるアルミフォイルに圧着させ電気二重層素子の電極とした。正負電極間にセパレータを介し、電解液にはEt4NBF4を1.0[mol]、PCに溶解したものを含浸させた。作製した電気二重層素子を100[Ω]の抵抗を介して充放電を行い、充放電特性と静電容量を求めた。また、分極性電極表面の電子走査型顕微鏡で評価したものを報告する。