抄録
従来のSPICE系シミュレータと比べて高速な回路の過渡解析を行えるLIM(Latency Insertion Method)に,MPI(Message Passing Interface)を用いた並列分散処理化を施した.これにより,並列計算機で使用できるCPUの数に比例した計算速度の向上を期待することができる. 本報告ではプレーン等価回路を解析対象として与え,並列分散処理化を施していないLIMプログラムの計算時間と,並列分散処理化を施したLIMプログラムの計算時間を比較した.この時の計算速度が,実行プロセス数に比例して向上することを示す.