日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
Print ISSN : 1880-3490
ISSN-L : 1880-3490
2004年 日本液晶学会討論会
セッションID: 1A07
会議情報
BABH-n同族体のキュービック相の構造
伊藤 剛也内藤 茂晴*沓水 祥一齋藤 一弥徂徠 道夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
BABH-nは、アルコキシ鎖長nが8以上でサーモトロピックキュービック相を発現する。n=9-12の同族体のキュービック相をX線回折により、分子間水素結合の状態をIRスペクトルの温度変化測定により検討した。n=9-12の同族体のキュービック相はn=8の同族体と同様Ia3d型であり、格子定数aはアルコキシ鎖長nと比例関係にあった。n=9-12の(1/a)(da/dT)はn=12の降温過程を除き正であった。分子間水素結合の温度上昇にともなう解離挙動はキュービック相の高温側に層状のSmC相をもつn=9および10の同族体ともたないn=11, 12, 14の同族体において少々異なっていた。この違いは分子形状のアルコキシ鎖長n依存性を考えることで説明できる。
著者関連情報
© 2004 日本液晶学会
前の記事 次の記事
feedback
Top