日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
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2011年 日本液晶学会討論会
セッションID: PA28
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フルオロアルケニル側鎖を持つ液晶化合物の合成と物性
*中原 真生人渭原 聡淺井 智之
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キーワード: アルケニル, フッ素, 液晶
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抄録

液晶化合物へのアルケニル側鎖の導入は、液晶物性を劇的に変化させることが知られている。また我々はこれまで液晶化合物の連結基としてCF=CF、CF2O、CF2CF2を開発し、フッ素原子の導入により物性が変化することを確認している。この二点に着目して、アルケニル側鎖にフッ素原子を導入する検討を行なった。我々は今回、トリフルオロビニル基[-(CH2)n-CF=CF2]やtrans-ジフルオロアルケニル基[-(CH2)n-CF=CF-R]を側鎖に持つ液晶化合物を合成し、物性・安定性を調査したので報告する。

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© 2011 日本液晶学会
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