電気泳動
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論文種目:総合論文
プロテオゲノミクス研究の現状と将来展望
小原 收
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2024 年 68 巻 2 号 p. 97-100

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抄録

プロテオゲノミクスは,プロテオームの観点から眺めたゲノム学である.その発端は30年前にさかのぼるが,それからゲノム解析とプロテオーム解析はすさまじい勢いでそれぞれが技術開発を続け,ようやく当初我々が期待した地平に近いところまで到達した.本稿では,ゲノムとプロテオ―ムの黎明期における関係性から説き始め,現在のゲノム情報に依拠したプロテオミクスの到達点を述べた後に,これからの展望について考える.特に,ヒトプロテオーム解析技術のこれまでの開発経緯と現状に焦点を合わせて,実際のその技術の医療分野での応用状況にも触れる.果たしてこうした計測技術の技術革新の組み合わせは,私たちの生命観に新しいパラダイムをもたらしてくれるのだろうか?プロテオゲノミクスがこうした人類的課題を解決するために貢献することを願っている.

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© 2024 日本電気泳動学会
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