日本自動認識システム協会バイオメトリクス部会精度評価技術グループ
2021 年 15 巻 2 号 p. 80-87
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生体認証技術の進歩により,その精度の高度化が進んでいる.このため,精度評価には膨大な数の生体サンプルが必要で,生体認証ベンダーにとってその収集コストの増大が課題となっている.収集コスト削減のため,極値統計モデルを用いた生体認証精度評価方式を研究開発してきた.この精度評価方式が認められ,国際標準化が始まっている.本稿では,これらの本研究の背景,開発した極値統計を活用した新精度評価方式,極値統計適用のポイントと効果,今後の標準化動向について解説する.
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