NTTコミュニケーション科学基礎研究所
2024 年 17 巻 4 号 p. 250-256
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光を用いて非接触に音を測定する光学的音響計測は,マイクロホンに代わる新たな音の計測技術として研究が進んでいる.これまでは音が空間を伝搬する様子や音が発生する瞬間を可視化する音場イメージング技術として多く用いられてきたが,近年では計測技術自体の理解や雑音解析が進んだこともあり,だんだんと高感度・高精度な計測ができるようになってきた.本稿では光学的音響計測の感度や雑音に関する話題を中心に技術の動向を解説する.
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