実験動物
Online ISSN : 1884-4170
Print ISSN : 0007-5124
ISSN-L : 0007-5124
マウスコロニーから緑膿菌を検出・分離する方法
前島 一淑浦野 徹伊藤 喜久治藤原 公策本間 遜
著者情報
ジャーナル フリー

1972 年 21 巻 1 号 p. 13-18

詳細
抄録
マウスコロニーから緑膿菌を検出・分離する方法について検討を加え, BGLB培地, 液体glycerin培地, 液体NAC培地, DHL寒天, glycerin寒天, NAC寒天をくみ合せて検索した。その結果, 液体NAC培地で37℃ 48時間培養後, その1白金耳をNAC寒天に塗沫し, 37℃ 48時間後の緑色集落の形成をもって判定する方式が, もっとも秀れていた。液体NAC培地で緑変をみとめた場合, それのみで緑膿菌陽性と推定しても, 大きな誤りではないと思われる。液体NAC培地よりSolari培地が秀れているとするデータはえられなかった。被検試料としては, 従来いわれているように, 飲水の緑膿菌陽性率がもっとも高い。糞便, 大腸内容物などの陽性率はこれより低く, 口腔のそれはさらに低かった。
著者関連情報
© 社団法人日本実験動物学会
前の記事 次の記事
feedback
Top