Experimental Animals
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Print ISSN : 0007-5124
デオキシコール酸負荷ラットにおける肝臓および腎臓の障害と腸内乳酸菌加熱処理菌体投与の影響
椎名 恒子新 良一石原 一興磯田 政惠
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1990 年 39 巻 3 号 p. 325-335

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抄録
デオキシコール酸 (DCA) 食を自由摂取させたラットに, 腸内乳酸菌の加熱処理菌体を投与し, その影響を検討した。Wistar系雄性ラットに, 0.25%のDCA食あるいは0.25%DCA十1%Enterococcus faecalis AD1001の加熱処理菌体 (EFH-1) 食, 0.25%DCA+1%Lactobacillus reuteri AD0002の加熱処理菌体 (LRH-2) 食を, 5週齢時より4週間にわたって自由摂取させた。DCAは, 実験動物に対して肝障害を惹起するとされているが, 普通食ラットに比べて, DCAラットでは血清GOT・GPT活性および血清脂質・総胆汁酸・ALP・γ一GTP・LDH・リポ蛋白・BUN・UAが上昇し, 更に, 病理学的に肝臓のみならず腎臓にも重篤な障害が認められた。また, DCA食ラットに比較してDCAに加えてEFH-1, LRH-2を与えたラットでは, 血清GOT活性, リポ蛋白, BUN値ならびに肝臓および弩臓の病理組織学的検査によって, その障害の軽減が認められた。
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© 社団法人日本実験動物学会
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