Experimental Animals
Online ISSN : 1881-7122
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Tyzzer菌芽胞の経口投与に対するラットとマウスの感受性差
伊藤 豊志雄鍵山 直子
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1990 年 39 巻 3 号 p. 425-428

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抄録
Tyzzer菌RJ株芽胞の経口投与によるラットの50%肝病変発現量 (ID50) は104.3, プレドニソロンによる誘発処置が加えられた場合は102.7であった。マウスはラットのID50量の1, 000倍以上に相当する107を投与され, さらに誘発処置が加えられても, 一部で発病が認められただけであり, 芽胞の経口投与に対する感受性の種差が認められた。マウスでは糞便中への感染性芽胞の排出が芽胞投与1日後だけに認められ, 投与芽胞が発芽していないことが示唆された。一方, 栄養細胞を含むRJ株感染肝乳剤の静脈内投与では, 感受性の種差は認められなかった。よって, 芽胞経口投与での感受性の種差は, 消化管内における芽胞の発芽の差に起因することが示唆された。
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© 社団法人日本実験動物学会
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