筑波大学動物実験センター
1993 年 42 巻 1 号 p. 119-121
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動物実験センター・に実験用として搬入される抑留犬における感染微生物保有状況を明らかにするため, 糞便からのサルモネラの分離を試みた。サルモネラは238頭中10頭 (3.5%) より分離され, 特に搬入後1週間目までの分離は74頭中9頭 (12.2%) であった。この分離率は搬入後1週間目までのものが高率で, 3週間以降ではまったく分離されないことから, 搬入後1週間目までの抑留犬からは他への感染の危険性が最も高く, 取り扱いに十分な注意が必要であることが示された。
実験動物彙報
実験動物
Experimental Animals
日本疾患モデル学会記録
日本疾患モデル動物研究会記録
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