抄録
福岡県育成ナシ品種「玉水」における主要病害のナシ黒星病およびナシ炭疽病に対する感受性を調査した。ナシ黒星病
に対する葉における感受性は,若い葉では「幸水」,「豊水」と同様に高いが,葉齢が進んだ展開葉では「幸水」,「豊水」より低くなる傾向があった。果実における感受性は,開花期~幼果期では「幸水」,「豊水」と同等,果実肥大期では「幸水」より低かった。また,ナシ炭疽病に対する感受性は「豊水」よりやや低かった。従って,本品種の病害防除においては「幸水」,「豊水」に準じた慣行の防除体系が適用可能である。