抄録
ダイズ作付ほ場における帰化アサガオ類のうちホシアサガオおよびマメアサガオに対する除草剤を用いた防除体系の
除草効果を検証した。全面処理可能な茎葉処理除草剤の両草種に対する除草効果は,イマザモックスアンモニウム塩液剤およびベンタゾン液剤ではアサガオ出芽揃い期から2L期まで,フルチアセットメチル乳剤では出芽揃い期から4L期までの処理で両草種に効果的であった。ホシアサガオおよびマメアサガオが蔓延したダイズほ場において,播種法とトリフルラリン乳剤土壌混和処理の両草種に対する防除効果は,部分浅耕一工程播種と標準耕二工程播種の播種法間で差はみられなかったものの,トリフルラリン乳剤の土壌混和処理を組み合わせた防除体系では土壌混和処理を実施しなかった体系に比べて両草種の出芽本数や残草量を1/2以下に抑えることができた。さらに,トリフルラリン乳剤の土壌混和処理,土壌処理除草剤および茎葉処理除草剤2回の防除体系を行うことで土壌処理除草剤のみの対照区に比べて,ホ
シアサガオおよびマメアサガオの残草量を1~16%まで抑制することができた。