東京大学大学院薬学系研究科薬学部 The State University of New Jersey, Ernest Mario School of Pharmacy
東京大学大学院薬学系研究科
2017 年 53 巻 4 号 p. 324-327
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アメリカの大学で行われている薬学専門教育、特に化学教育の内容の紹介を通して、日本の薬学教育の今後の方向性について考察した。医薬品の化学構造を元に有機合成化学、3次元構造活性相関、薬理学、生化学、有効性と副作用、薬物動態などを含めた臨床的知識を統合的に学習する日本独自の体系のメディシナルケミストリーを構築することで、治療現場や創薬研究の場において類推や判断の根拠として活用できるサイエンスの土台を作ることができる。
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