長崎大学病院薬剤部麻薬管理室 緩和ケアチーム
2018 年 54 巻 6 号 p. 535-537
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我が国における医療用麻薬の使用量は先進諸国の中で最も少ないと言われ,がん疼痛治療充実のため医療用麻薬の適正使用推進が図られている.また,近年一部のオピオイド鎮痛薬は,非がん慢性疼痛へ適応拡大されている.一方で,危険ドラッグなどの薬物乱用における懸念も高まっている.このような情勢をふまえ,医療用麻薬の積極的な適正使用推進と乱用防止について,臨床現場で緩和ケアと麻薬管理に携わる立場から考えてみたい.
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