東京大学大学院薬学系研究科
2019 年 55 巻 6 号 p. 579
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
佐々木氏は,脳回路がどのようにはたらき,末梢臓器や精神機能を制御するか解明することを研究命題としている.これまで自由行動中の動物から,電気的な神経活動(脳波)を記録する大規模生理計測法を扱ってきた.さらに最近では,心電図,筋電図,呼吸リズム,迷走神経活動のすべてを同時に記録できる世界初の技術も確立させた.佐々木氏の研究技術によって,新しい研究知見が蓄積していけば,神経支配や多臓器連関の観点から治療標的の考察が可能になると期待される.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら