千葉大学大学院薬学研究院
2019 年 55 巻 7 号 p. 671-673
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最近急速に進んだゲノム科学技術の発展により、植物における有用アルカロイド生合成についても、その特異な物質代謝がどのように進化してきたかに関するゲノムレベルでの解明が進んでいる。筆者らが明らかにしてきたアルカロイド生産の方向決定ステップを触媒する酵素の分子進化、ならびに毒性アルカロイドを生産する植物の自己耐性の分子進化について紹介し、今後の新しい生合成のデザインを目指した展開について説明する。
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