東京大学大学院医学系研究科消化器内科
2020 年 56 巻 12 号 p. 1084-1088
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B型肝炎に対する抗ウイルス薬として臨床的に用いられている核酸アナログは、ウイルス量を抑える効果が高く副作用も少ない優れた薬剤であるが、その作用機序からして、ウイルス複製の鋳型となっている肝細胞の核内に安定的に存在するcccDNAの排除ができないため、原則的に半一生の服薬継続を要する。そのため、核酸アナログとは異なる機序で抗ウイルス作用を発揮する新たな抗ウイルス薬の開発が期待されている。
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