ファルマシア
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ミニ特集 話題
妊婦・授乳婦領域における薬剤師の役割
三木 陽介
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2022 年 58 巻 4 号 p. 323-325

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抄録

妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師(以下、認定薬剤師)および妊婦・授乳婦専門薬剤師(以下、専門薬剤師)とは、一般社団法人日本病院薬剤師会が、より専門性の高い高度な薬物療法等の知識や技術を備えた薬剤師を養成することで、より良質な医療を提供し国民の健康、医療、福祉に貢献することを目的に設立された専門薬剤師制度の一分野である。妊婦・授乳婦部門においては母体の健康だけでなく、妊娠・授乳期の体の変化および次世代への有害作用にも考慮した薬物療法を関連の医師と連携して担うことが求められている。今回、妊婦・授乳婦領域における薬剤師の役割について筆者が臨床現場で経験した症例も交えて紹介する。

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© 2022 The Pharmaceutical Society of Japan
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