東京大学名誉教授
2022 年 58 巻 6 号 p. 615
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
井川らは薬剤の効果を持続させる革新的なリサイクリング抗体技術を開発し、この抗体改変技術を適用することで、IL-6 受容体を標的とした抗体医薬であるサトラリズマブを創製した。サトラリズマブは、抗アクアポリン4 抗体陽性の神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)治療薬として、2020年6月に承認され、8月に上市されており、これまでにIL-6を標的とする世界初のNMOSD治療薬として日・米を含む世界60カ国以上で承認されている。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら