ファルマシア
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遺伝子組換え食品表示制度の改正ポイント
梅垣 敬三千葉 剛
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2023 年 59 巻 10 号 p. 940

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抄録

ゲノム編集食品が市場に出回るようになり、遺伝子組換え食品との違いについても話題に上がることが多くなっている。2019年4月に食品表示基準の一部を改正する内閣府令(平成31年内閣府令第24号)が公布されたことに伴って、この遺伝子組換え食品の表示にかかる食品表示基準が改正され、2023年4月1日に施行された。遺伝子組換え食品表示制度には、義務表示と任意表示がある。義務表示に関して変更はないが、任意表示に関する決まりが改正され、「遺伝子組換えではない旨」を表示する際には、生産流通過程における厳密な管理が必要となった。

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© 2023 The Pharmaceutical Society of Japan
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